【ネコの毛が抜ける!】フケが多い、掻きむしる、ハゲる原因は皮膚病が原因かも!?

cat 年齢や状態別のフード選び

もしかしたら、愛猫ちゃんのこんな症状が不安になってネットで情報を集めていませんでしたか?

  • 季節の変わり目でもないのに、地肌がみえるほど毛が抜け落ちる
  • 痒いのか掻きむしったり体中を噛んだり舐めたり・・・発疹やかさぶたが!
  • 毛がベタついている上にフケが増えた気がする

こんな症状の変化がみられた場合、まずは何らかの皮膚病に感染している可能性を疑ってみてください。

 

内臓疾患や尿路結石などの病気とくらべ、軽視されがちな皮膚病や皮膚炎。たしかに皮膚炎が進行して死に直結というわけじゃありません。

ただ放置したところで自然治癒しないことも多く、何より噛んだり舐めたりして傷から他の病気が感染する、ストレスが溜まって体調悪化なんてケースもあります。

 

またネコの皮膚糸状菌症(白癬・猫カビ・真菌症)という場合、飼い主さんもかなりの確立で感染します。1日でも早く治療を始めた方がよいでしょう。

 

今回はネコちゃんのかかりやすい皮膚病や皮膚炎の中から、要注意のものをいくつか紹介!

皮膚炎や皮膚病といっても原因もいろいろ。まずは症状から原因を探って、適切な治療法を見つけてみましょう!
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ネコの毛がハゲる!毛が抜け落ちる!まずは皮膚病を疑おう

単純に愛猫ちゃんの毛が抜け落ちたり、地肌が見えるほどはげてきた場合、真っ先に疑うべきは皮膚病や皮膚炎ですが、原因はさまざまで対処も変わってきます。

仮にストレスからくる脱毛ならば原因となるストレスを取り除くことが大切ですし、ノミやダニが寄生した皮膚病ならば最優先すべきは害虫の駆除です。

 

また単純にアレルギー体質のネコちゃんの場合、外的な要因でなキャットフードや住環境によって引き起こされた皮膚炎というケースもじゅうぶんに考えられます。

 

こんなネコちゃんの皮膚炎や皮膚病において、何より大切なのはその原因を探ること!

ここですね。

 

以下にネコちゃんにとって代表的な皮膚炎や皮膚病の症状と原因、治療法をまとめておきます。

皮膚病 状態 原因 治療と予防
膿皮症 皮膚上で菌が異常繁殖し、化膿して膿を排出してしまった状態 免疫力と細菌の繁殖力のバランスが崩れることで炎症に 抗菌クリームや軟膏抗菌シャンプー抗生物質の投与・ストレス管理
ノミ皮膚炎 患部の痒み、局所的な脱毛と小さな発疹 ノミの唾液がアレルギー反応を起こし赤み・痒み アレルギー反応をおさえる抗アレルギー薬、痒みをおさえる抗掻痒薬、滴下式・錠剤のノミ駆除薬
脂漏症 フケの増加、発疹、毛のべとつき 肥満細胞に異常、爪によるひっかき傷、栄養素の偏り、ビタミン・ミネラル不足 ホルモン剤を投与、脂漏症に合わせた抗脂漏シャンプーの使用、ビタミン・ミネラルの補給
アトピー性皮膚炎 痒み、患部の乾燥、ひっかく・舐める、外耳炎や結膜炎 皮膚のバリア機能が低下、アレルゲンが皮膚を通じて体内に入る ステロイドや抗ヒスタミン薬、丁寧にシャンプー、ダニや埃を避ける
疥癬 耳の根本周辺を中心にフケ、発疹、かさぶた ヒゼンダニが寄生して炎症を引き起こす 薬剤を溶かしたお風呂に浸かりダニを退治、抗生物質の投与

皮膚炎や皮膚病の部位から原因をみつける!

愛猫ちゃんが何らかの皮膚病の疑いがる場合、余裕があればかかりつけの動物病院の獣医師さんに確認してもらうのが最善です。

やはりプロに診断してもらうのが、もっとも確実ですね。

 

ただ皮膚炎や皮膚病の多くは、発症している部位、そして皮膚の状態によってある程度は特定できます。

もちろん症状から皮膚病を特定して、必要ならすぐに動物病院を連れていくわけですが、事前に疑わしい皮膚病を知っておけば、すぐに受診すべきかという判断ができます。

 

以下、ネコちゃんがかかりやすい皮膚炎や皮膚病を部位ごとにまとめておきます。

首~背中が中心に毛が抜ける

ノミ皮膚炎とよばれるノミが寄生したことで起こるアレルギー性皮膚炎の場合、首~背中、太もものあたりの毛が抜け落ちるケースが多いです。

寄生したノミの唾液に対するアレルギー反応として患部を赤く腫らせ痒みを生じさせます。

  • 首から背中、太ももなどの局所的な脱毛
  • 小さな赤い発疹がプチプチ

こんな場合、まずはノミ皮膚炎の確立が高いといえます。

 

ちなみにウエットティッシュ等でネコちゃんの毛を拭き取って、ノミそのものか、点在するノミの糞を確認できます。

ただ多くの場合、ネコちゃんがグルーミングや掻きむしることでノミ本体は見つからないケースもあります。ノミ本体だけで判断せず、体中に糞があるかのチェックを行いましょう。

耳の周辺と顔全体の毛が抜ける

耳から鼻先にかけて、顔中心に抜け毛が目立つ場合は疥癬(ヒゼンダニ)を疑ってみてください。

疥癬は人間にも感染する皮膚病で、ヒゼンダニというダニの一種が寄生して角質層にトンネルを掘って産卵します。

このトンネルやヒゼンダニの分泌物、糞などに対するアレルギー性の皮膚炎が疥癬という状態

  • 耳、鼻先、まぶたなどの脱毛
  • 赤い発疹とかさぶた

こんな条件が揃った場合、まずは疥癬の疑いが強いといえます。

さまざまな皮膚炎や皮膚病がありますが、痒みの強さでは疥癬はトップクラスだといわれています。人間の場合も同様です。

 

よって痒みに耐えきれず掻き崩してしまい、傷口から他のバイキンが侵入・・・というケースもあります。注意しておきたい皮膚病のひとつですね。

尻尾の付け根の脱毛

脱毛が尻尾の付け根に限定されている場合、尾腺炎という皮膚病が濃厚です。

尾腺炎は通称『スタッド・テイル』とよばれるもので、尻尾の付け根にある尾腺という部分に炎症が生じたことが原因です。

  • 尻尾の付け根から分泌物
  • いつでも尻尾の部分を舐めたり、掻いたり
  • 尻尾の周辺から微妙に悪臭がする

こんな場合、毛が抜け落ちる原因は尾腺炎の疑いが強いでしょう。

部位に関係なく全身に抜け毛が目立つ

上記に当てはまらない、局所的というか全身に脱毛がみられる・・・

こういった場合、単純にストレスが溜まって脱毛につながっているケースもあります。

 

ネコちゃんは言葉でストレスを伝えることができませんから、自分の背中や足を舐めたり噛んだりといった行動でストレスを表現します。

結果、ストレスを発散できずに脱毛してしまうのです。

まずはネコちゃんのストレスの原因を探って、ひとつずつ取り除いてげるように工夫してみましょう。

 

ただ注意したいのは、全身にの毛が抜け落ちる場合でも、肉芽腫とよばれる深刻な病気がきっかけとなっているケースも稀にあります。

この場合、1日も早く専門の獣医師さんの受診と治療開始が必要です。

 

飼い主さんが勝手にストレスによる脱毛だと決めつけた結果、肉芽腫が進行すれば大変です。念のため一度、動物病院を受診さあれることをおすおすめします。

【ネコにカビ!?】猫カビ・皮膚糸状菌症・白癬・リングワームとは?

ネコちゃんのかかる皮膚病の中でも、飼い主さんに感染するリスクの高い皮膚病・・・として有名なもののひとつが皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)とよばれるもの。

 

この皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)に感染した場合、たいていの場合、顔や足に局所的な円形の脱毛が確認できます。

また毛が抜け落ちた周辺の毛にはフケが増える、さらに悪化すれば赤いぶつぶつやかさぶたが生じ、強い痒みを生じさせる・・・といった特長も。

 

ちなみに人間でも白癬や真菌症は存在します。微妙に違いますが足の水虫や爪の水虫である爪白癬などは近い症状ですね。

皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)はどこから感染するの?

大きくわけると2つ。

他のネコちゃんや動物との接触による感染。もう1つが地面の土壌などに含まれる真菌から感染してしまうケース。

もちろん皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)のネコちゃんと接触させないことはもちろんですが、土から感染となると防ぐのも厳しいかと。

 

ただどちらにも共通していることは、ネコちゃんの免疫力が低下していなければ、2ヶ月程度で自然治癒します。

ネコちゃんを皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)から守るには、まず食生活や住環境を見直して、免疫力をアップさせて抵抗力を高めることが大切ですね!

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【抵抗力の落ちたネコちゃんは要注意】

皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)が悪化するのは、子ネコちゃんの場合、ストレス等で免疫力が低下している場合、その他、すでに猫エイズウイルスに感染しているなど免疫力が低下している状態が大半です。

皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)になった場合の治療方法

もし愛猫ちゃんが皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)に感染した場合、

  • 抗真菌薬の内服
  • 真菌薬の入ったローションや軟膏
  • 抗真菌薬の入ったシャンプーで薬浴

というのが主な治療方法です。

 

ただ内服で使用する抗真菌薬は、ネコちゃんの内蔵に負担も大きく、元気な成猫ちゃんならまだしも、子ネコやシニア猫にはリスクが高いです。

また抗真菌薬の入ったシャンプーでの沐浴も、感染部位によっては目に入ったり口に入ったりとおすすめできないケースもあります。

 

いずれにせよ、獣医師さんの判断に任せて治療法を決定しましょう。飼い主さんの自己判断で治療方法を決めないことです。

【まとめ】部位と皮膚の状態を確認!予防するにはキャットフードを見直して見る!

以上、ネコちゃんのかかりやすい皮膚炎や皮膚病の代表的な幾つかをピックアップしてまとめておきました。

まず愛猫ちゃんの毛がハゲてきた、局所的な抜け毛が目立つという場合、

  1. 脱毛している部位を特定
  2. 抜け落ちた部分の皮膚の状態を確認(発疹・丘疹・かさぶたの有無)
  3. ノミやダニのアレルギーというケースも疑って毛を拭き取って確認

これだけは最低限、動物病院に駆け込む前に自分で行ってみましょう。

 

中にはすぐに動物病院に駆け込むべきケースもあれば、自宅療養で改善するケースもあります。

動物病院に連れていく場合も、ある程度の症状を事前に確認しておくことで受診~検査の流れがスムーズに進みます。

 

また受診するタイミングを逃し、ある程度症状が収まった状態で受診しても、正確に診断してもらえないケースもあります。

なのでもっとも酷い状態を、スマホやデジカメで患部の状態を写真におさめておき、受診時に獣医師さんに確認してもらう

こんな方法もおすすめです。

皮膚病の多くは免疫力の低下が原因、食生活から予防する

また皮膚炎や皮膚病の多くは、免疫力の低下が影響している場合も少なくありません。

とくに皮膚糸状菌症(白癬・リングワーム・猫カビ)などは、免疫力さえ注意しておけばたいていは防げるし発症しません。

 

皮膚病が悪化して高額な療養食のフードを購入することを考えたら、普段から免疫力を高めるようなキャットフードをしっかり与えておく方が、ネコちゃんや飼い主さんにとってもはるかに得策ですよね。

もちろん飼い主さんの努力だけですべての皮膚病を予防することなど無理です。

 

ただ最低限、皮膚病のリスクを減らすためにも、栄養たっぷりの食生活、ストレスの溜まらない住環境だけでも見直してみると、意外と効果があると思います!
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\最新版 当ブログ厳選/
おすすめフードBEST3を発表

では最初にフード選びにおける3つのランキング基準からご紹介します

  1. 主な原材料・添加物の有無、不明確な材料かどうか?
  2. 当サイトのユーザーさんのクチコミ・評判
  3. ウチのマツ(4歳♂)がどれだけガツガツ食べたか?

以上の3項目を客観的に判断し、今おすすめできるキャットフードに絞り込んでランキングいたしました。どれがいいか決められない場合、とりあえず1位から試して様子をみてみましょう!

ジャガー

ジャガーは好き嫌いが激しいネコちゃんにもおすすめ!
チキン・鶏肉・サーモン・マスなど新鮮な肉と魚を惜しみなく使い、動物性タンパク質80%以上の食事を実現しちゃったのがジャガー!
好き嫌いが激しい偏食気味の猫ちゃんでも、とびきり喜ぶ贅沢プレミアムフードを一度お試しあれ!!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

カナガン

グレインフリー・高タンパク、低炭水化物を徹底した『カナガン』といえば、プレミアムフードの代表格!

キャットフードランキングのトップに君臨しつづける理由は圧倒的な安全性や信頼感。

『美味しい』だけじゃなく『無添加』、『アレルギー対策』も実現しています!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

モグニャン

販売元さんがイギリスの生産現場にも何度も足を運び、1年以上の歳月をかけてオリジナルキャットフードを開発してできたのがモグニャンです。

まさに、愛する我が子のために、そして我が子を思う飼い主様の想いのために、原材料から粒のカタチまで拘って作り上げた栄養たっぷりのプレミアムフードですよ!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

ランク外なものの人気の市販キャットフード

いきなりプレミアム・フードは…というアナタは、とりあえず市販の人気キャットフードをいくつか試して相性をみてみてはいかがでしょうか!?

以下、スーパーやドラッグストア、ホームセンターのどこでも購入できるお手頃なキャットフードから、先ほどのランキング商品に迫るスペックのプレミアムフードまで個別に特集してみました。
万一、切らした場合でも入手性のよい市販のフードなら安心ですよ!

以下の個別ページで市販キャットフードを様々な角度からガチ比較してみました!

jpスタイル和の究みシニア猫用サイエンスダイエット老猫用ファーストチョイス室内猫用ミオドライミックスjpスタイル和の極みウェルネスフードホリスティックグレインフリーパシフィカキャット
アーテミス オソピュアアルモネイチャー ホリスティック日本ペットフード ビューティープロペットライン キャネットチップ こく旨リッチユニ・チャーム ねこ元気 お魚とお肉ミックスペットライン メディファス日本ペットフード コンボ(毛玉対応)マースジャパン カルカンペットライン キャネット日清ペットフード キャラット ミックスネオナチュラルバランス ウルトラプレミアムネスレ ピュリナ モンプチネスレ ピュリナ モンプチペットライン メディファスユニ・チャーム 銀のスプーン日清ペットフード 懐石zeppin

※当サイト管理人とじっさいに寄せられたクチコミをもとに、安全性・コスパ・食いつき・満足感などの項目のバランスを評価し、当サイト独自のランク付けをしています。

みんなは何を基準にキャットフードを選んでいるのかな?

では早速、フード選びでどの部分に注目して選べば失敗しないのかお伝えします!

ペットショップやスーパー、ネットショップには数多くのキャットフードが販売されていますが、

いったい何を基準にネコのご飯をえらべば良いのでしょうか?

この部分に悩まれる飼い主さん、すごーく多いですね。

 

 

細かい部分までコダワリ始めるとキリがありませんが、もっとも重要な項目だけでも知ってくといいです。

キャットフード選びで注意したい3+αとは?

まずキャットフード選びのもっとも基本的な部分として、最低限、

  1. 栄養バランス
  2. カロリー
  3. 安全性

という3つの要素がしっかり配慮されたキャットフードか?

まずはこの部分に注目してください。

パッケージの美味しそうなイメージ写真に気をとられ、ラベルまでチェックされない飼い主さんも多いですが、重要なのはイメージ写真ではありません!

 

かならずラベルに記載された栄養素や添加物。このあたりに注目しておきましょう。

https://catfood.main.jp/catfood-label-check/

こちらのページもあわせて参考にしてみてください。

毎日のことだから…継続できる価格帯なのか?

それ以外にも『無理せず継続できる価格帯』という部分も忘れてはいけません。

どんなに安全で栄養面がバッチリでも、半年、1年それ以上と与え続けるキャットフード。

経済的な負担が大き過ぎれば、余儀なく安価なフードへ切り替えることになります。

 

また飼い主さんの都合で頻繁にキャットフードを切り替えることにより、フードの変化に対応しきれずに、アレルギー症状や下痢・便秘など体調不良を起こすネコちゃんも少なくありません。

 

なので無理なく継続できる価格帯!

この部分も、栄養バランス・カロリー・安全性についで、フード選びの大切な部分といえるでしょう。

継続できないような高額なフードを無理して与えるのは、財布にも猫の体調にもよくありません

最終的に猫の餌を選ぶのは主役の猫ちゃん!

このようにさんざん悩みに悩んで選びぬいたフードでも、

残念ながら肝心なネコが好まないパターンも普通にあります!

ほんとに困る!

 

選びに選びにいた飼い主さんの気持ちをよそに、ヒコヒコと鼻を動かしただけでまったく口にしないケースだってありますよね?

 

大切なのは、飼い主さんの先入観で勝手に一種類のフードに絞り込まず、

栄養バランス・安全性の条件をクリアしたフードを何種類がピックアップし、少量ずつでも愛猫ちゃんに味見させて食いつきや体調の様子をみる!

こんな流れといえますね。

他の飼い主さんのキャットフード選びの基準をチェック!

キャットフード選びの基準を知ったところで、意外と気になる部分といえば

『みんなは何を基準に愛猫のキャットフードを選んでいるのかな?』

ここも気になる部分ですよね!

そこで日本全国でアンケートを行ったという書籍やサイトをもとに、フード選びの基準で比較的多かった飼い主さんの意見をピックアップ!!

 

猫種、ライフステージ、飼い主さんのフードにかけれる予算によってもフード選びの基準は変わります。

あくまで参考意見として、ぜひフード選びの参考にしてみてください!

「猫の体質に合うもの添加物が少ないもの。原産国(国産か、動物に対しての知識が高い国のものなど)。栄養バランス」

キャットフード選びにおいては『国産だから安心』とは一概には言い切れません!

「栄養バランス、ぽっちゃり気味なのでカロリーの低いもの」

「栄養バランスや太らせないようなフードを獣医師さんやペットショップの店員さんに相談して選ぶ」

高齢になったら高タンパク・低カロリーのチキンをふんだんに使用したダイエット対策フードを!

「穀物フリーであること」

肉食動物のネコとにかく肉・肉・肉が大好き!穀物類が多すぎるのはオススメできません

「毛玉ケア,下部尿路に配慮したものを混ぜる」

「無添加なもの」

「プレミアムフードを選ぶ(ドライ)。主原料が肉もしくは魚、着色料等がはいっていない」

着色料でレンガ色のフードが目立つけど実はネコは色を気にしませんよ!騙されちゃダメよー

「メインフードは、総合栄養食で、年齢と熱量と疾病予防 おやつは、添加物がないこと」

「栄養バランスと、好き嫌いが激しいので食べたものをあげています」

「鶏アレルギーのコがいるので魚のドライフードにしている」

「おいしそうな香りがするもの(猫缶の場合)」

食いつきのために多少の香りづけは必要、でもエキス・パウダー類が多過ぎるのは逆にダメですよ!

「栄養バランスと粒の大きさ (大粒の物は食べにくそうなので小粒の物を選びます)」

「猫下部尿路疾患なので、カルシウム、リン、マグネシウムが少ないもの。なるべく、人間が食べても大丈夫な原材料を使っているもの。人工添加物などを使用していないもの」
※成文堂新光社『みんなのネコ式生活』より抜粋

ヒューマングレードの記載は完全に販売元の自己申告!だから100%安心というわけじゃありません

 

キャットフードはグレインフリーが絶対におすすめなの?

ペットショップやドラッグストアのキャットフード売り場で今では普通にみける

「グレインフリー」

という言葉!このグレインフリーとは広い意味では米、とうもろこし、小麦、大豆、大麦などの穀物や穀類を使用していないということ。分かり易く言うと豆類を含んでいないということ。

ここではグレインフリーのキャットフードについて一緒に考えてみましょう。

穀物類が100%悪いわけでもない!他の原材料とのバランス・それ以外の添加物が大切!

グレインフリーに便乗して、グレインフリーと記載しつつ、それ以上にヤバい材料てんこ盛りのフードも沢山あるらしいぞ!

そもそも猫ちゃんは完全な肉食動物です。本来穀類を食べません。

そのため高級なキャットフードの多くはグレインフリーをウリに、穀類を含まないように工夫している商品が非常に増えてきました。

 

ですが必ずしも

  • グレインフリー=高級なキャットフード
  • グレインフリー=愛猫ちゃんにピッタリのキャットフード

というワケでもなく、グレインフリーだから絶対に良いキャットフードと決めつけるのは少々乱暴かもしれません。

当初は実際に高級ブランドのキャットフードしかグレインフリーを採用していませんでした。

ですが今ではグレインフリーのキャットフードが人気ということもあり、多くの販売元が便乗してグレインフリーのフードをウリに販売しています。

たしかにグレインフリーは猫ちゃんのにとって嬉しいフードですが、穀類が入っているから必ずしも悪いというわけではありません。

なかには穀類に含まれる食物繊維により胃腸の働きが活発化され、便の状態が良くなるいう穀物類の良い面もあります。

 

なのでキャットフード選びでは

グレインフリーかどうか?

この部分だけで選ばずに、必ず

他の原材料や添加物、さらに酸化防止剤はどんな成分を使っているのか?

このあたりまでしっかりとチェックしてから購入するクセをつけておきましょう。

また愛猫ちゃんが味に納得すれば継続します

  • 価格と内容成分のバランスは見合っているか?
  • 数か月、数年単位で与え続けることを踏まえ、費用の負担や入手性はどうか?

などなど、このへんまでチェックしてコスパの高いフードを選ぶのがキャットフード選びのポイントなのです。

オススメのキャットフードを選ぶ前に知っておきたいキャットフード事情

もしかしたら、キャットフードを価格や内容量、食い付きだけで選んではいませんか?

昨今、昭和の時代の猫ちゃんのように、町内の自分の縄張りを回ったり自由に家の中と外を行き来できるような猫ちゃんはごく一部です。

住環境も集合住宅や高層マンションの方も増えたこともあり、昼夜ともに外出できない生活を送っている猫ちゃんが大部分ですね。

工夫すれば室内でもある程度の運動はできるものの、やはり狭い室内では圧倒的な運動量が不足しがちです。

 

そんなネコちゃんにとって健康を維持するための頼みの綱はキャットフード!

毎日の食事が健康を維持するために大切なのはネコも人間も同じ。

ですが肝心な用意する飼い主さんがキャットフードの知識をほとんど持ち合わせていないのが実情のようです。

 

そのためキャットフードの販売元は

肝心な猫ちゃんの健康よりも、購入する飼い主さんをいかに取り込むか…

この部分にフォーカスしすぎて、見た目や広告・宣伝ばかりを重視しているような気がします。

たしかに価格や内容量、食い付きの良い悪いは大切な判断基準ですが、キャットフードの知識を身に付け、安全性やアレルギーといった部分にも着目しておきたいものです。

 

ラベル表示だけでは信用できないキャットフードの添加物

こちらのページ

https://catfood.main.jp/catfood-label-check/

でもお伝えしてますが、キャットフード選びで大切なのはパッケージに印刷された美味しそうなイメージ写真ではなく原材料や添加物、主成分が記載されたラベルのチェック!

猫ちゃんの安全と健康のために、必ずラベルに記載された内容をチェックし、安全性が確認されてから購入しましょう。

 

ですがラベルをチェックしただけでは確認できない部分があるのも事実。

表示義務のない添加物がてんこ盛りの可能性も…

例えばキャットフードの販売元が、フードの原材料を下請け工場に大量注文し、その原料をもとにペットフードを製造したとします。

その場合、原材料の下請け工場で添加物が使用されていたとしてもキャットフードメーカーの製品にその添加物の表示義務はありません。

つまり最後の生産過程で使用した添加物のみ表示義務が生じるのです!

キャットフードの大半は様々な下請工場で原材料を用意され、最終的に1つの工場で生産されます。

なので実際のところ、ラベルに表示されている添加物以外に多くの添加物を含んでいる可能性も高いといえます。

なぜ海外製のオーガニックなキャットフードがオススメなの?

このように、最終的な生産工程で使用した添加物しか表示しない国産のキャットフード事情を考えた場合、

「添加物や内容成分が正しく表示されたフード」を本気で購入しようと思えば、規制の緩い国内製のキャットフードよりも、厳しい規制のある海外のオーガニック系のキャットフードを選ぶのは当然の流れといえるでしょう。

 

なぜなら日本で法規制の対象となるのは人間が食べる食品、もしくは家畜用の飼料のみ。残念ながらキャットフードは対象外で海外の認証しか目安がありません。

結果、本当に安全で安心できるキャットフードを大切な猫ちゃんに与えるなら、英国をはじめ海外製のオーガニック系フードというのがオススメなのです。

安全性の基準がいまいちハッキリしないキャットフード

ネコの食生活にとって必需品といえるキャットフードですが、肝心な飼い主さんはキャットフードについてほとんど知識がありません。

 

いったい、なぜこんな状況になってしまったのでしょうか?

これは国内のペットフード業界において、しっかりと安全性の基準が設けられていないことが大きな原因なのです。

人間の口にする加工食品の多くは、厚生労働省によりはっきりと安全性の基準が明確化されています。

当然キャットフードにもそれに代わる基準や規格があると思われがちですが、現時点でペットフードを規制する公的機関や具体的な規制はほぼありません。

つまりペットフードの安全性は自主規制だけにゆだねられているのです。

 

飼い主としてはすべてのキャットフードが猫ちゃんの健康を考え、猫ちゃんの体にいいものをばかりと誤解しがちですが、極論から言えば人間用の缶詰にキャットフードトラベルを貼ればキャットフードとして販売できる…。

こんな状況なのです。

それだけに、飼い主さんとしてはしっかりと良い商品、悪い商品を見分ける目が必要なのです。

規制からみるキャットフード事情とキャットフードを取り巻く環境

年間34万トン、2,000億円市場と言われるキャットフード業界ですが、先ほどお伝えしたように監督官庁もはっきりせず安全性をチェックする公的機関や規制がありません。

キャットフードをふくめペットフード全般は、主要なペットフード会社が集まりペットフード公正取引協議会を構成し、安全性をふくめて自主規制を行っています。

 

ただこれだけではすべてのキャットフードの安全性が確保されるほどでもなく、少々不安が残ります。

そもそも人間にとっての厚生労働省にあたる官庁がペットの場合は存在せず、家畜や野生動物を対象とした官庁しか見当たらないのです。

結果、ペットフードの安全性と販売についての基準はペットフード公正取引協議会が決定し、自主規制にとどまっているのです。

結果、欧米諸国にくらべ、キャットフードを取り巻く環境は大きく後れをとっているのが現状なのです。

ネコの食事に関するQ&A

ネコの食事に関する疑問や不安を集めてみました。
詳しい部分は各個別ページで詳しく解説していますが、まずは以下のネコの飼い主さんにありがちな悩みに目を通しておくことをオススメします。

ペットフードを噛まないで食べちゃう……どうすればいい?

ガツガツと噛まないで飲み込むタイプのネコちゃん……消化不良起こさないか心配ですよね?

そもそも肉食動物のネコちゃんの歯や口は 咀嚼(噛み砕く) するための形ではありません。なのでもともと噛むこと自体が苦手なのです。

とはいえ、そう心配することはありません。よくできた 良質なキャットフードならネコの消化能力をしっかりと考えて作られていますので、きちんと消化されるはずです。

犬と猫と人間、食事に必要な栄養素って違うの?

タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルの 5つの栄養素は 猫ちゃんに限らず犬でも人間でも 必要不可欠です。
とはいえ食性や代謝の仕組みが違ってきます。

よってネコちゃんに比べ犬や人間では 必要な栄養素も微妙に違い必要量も変わってきます。

例えば人に比べて 犬や猫は 主要なタンパク質や脂肪の量は多め。必須アミノ酸の場合、 人間にとって必須アミノ酸ではないタウリンですが、猫の場合は自分で生成できないため必須です。

逆にビタミンCは ネコや犬には必須ではありませんが、人間にとっては必須の栄養素です。

キャットフード、ライフステージによって変えなくちゃだめなの?

7~8歳ぐらいに差し掛かると、そろそろ年齢にあったキャットフードに変える時期かもしれません。
いくら活発で元気な猫ちゃんでも、 目に見えないところで 加齢による変化は起きています。

なのでライフステージによってキャットフード変えてあげる必要はあります。

そもそも年齢によって必要とする栄養素が変わってくるため、例えばシニア用のキャットフードの場合 加齢による変化を想定して栄養素の配分にこだわっています。同じく子猫ちゃんの 成長には必要な栄養素がバランスが違います。

また成長期が終わり体が出来上がった成猫の場合はそれに適した栄養バランスの食事というものもあります。
より良い状態をキープし健康に長生きしてもらうためにはだいぶステージにあった食事を選んでおいた方が良いでしょう。

キャットフードが多すぎてどれを選んでいいのかわからないんだけど?

スーパーやドラッグストアのキャットフード売り場で、いろいろ目移りしてしまってどれを選べばいいのかわからない… こんな方も多いでしょう。
まず主食としてキャットフード選ぶ場合、一番大事なのはライフステージにあった総合栄養食というキャットフード。

その他、 避妊や去勢をしているため体重管理が不安な場合、 よく毛玉を吐き出す場合、こういった気になる場合はそれに対応したキャットフード選んでおきましょう。
ブランド名やパッケージ で選びがちなキャットフードですが、 大切なのはパッケージに記載されている成分の内容です。

ラベルをしっかりとチェックし 内容を読み取り 添加物や不安な要素はないか、 アレルギーの原因となる成分はないか、これらをしっかりとチェックしてからキャットフード選んでください。

お店に売ってるペットフードって、ヤバいものとか入ってるんじゃないの?

市販のキャットフードは粗悪な原料をたくさん使っていたり必要以上に添加物を配合しているのでは?
こんな方も多いのではないでしょうか。

まず 国内で市販されているキャットフードに関しては、ペットフード公正取引協議会 の基準により使用する現在には添加物がネコにとって害がないということを確認しています。

主要なキャットフードの販売元は 公正取引協議会の会員です。これらのルールに従っていますので、それほど神経質になる必要はありません。

気になる場合は、直接販売元に問い合わせてみるか、 最初から不安要素の多い成分を含むキャットフードを選ばないほうが無難かもしれません。

キャットフード以外のネコの好物を食べさせてもいいの?

自分で食事を用意できないでこちゃんにとって健康な食生活は飼い主さんにかかっています。
人間が食べている物やキャットフード以外のネコちゃんの大好物が 健康に良い食べ物とは限りません。

欲しがるからと与え続けた結果 将来的に健康を害してしまうケースも少なくありません。
大切な猫ちゃんが健康に長生きして末永く一緒に過ごせるためにも、 目先の食べたいものを食べる幸せよりも、 健康に長生きできるための食生活を目指してください。

ドライフードがメインなんだけど、 味気ないのでトッピングしてもいいの?

まず大前提として、人間と犬や猫では体の仕組みや 消化器官の作りや必要な栄養素も変わってきます。
人間にとって体に良いとされる食材でも 猫ちゃんにとっては命取りとなるケースもあります。

なので安易に人間の食材をトッピングすることは避けた方が良いでしょう。
そもそも総合栄養食と呼ばれるキャットフードの場合、 販売元さんがしっかりと栄養バランスを考えた成分を配合しています。勝手にトッピングすることで栄養バランスが崩れ、ネコの消化器官に負担が大きくなってしまい、病気になる可能性もあるのでご注意ください。

獣医さんに太り気味と言わたんだけど減量したほうがいい?

肥満は単純に見た目が太っているという問題だけではなく、心臓病や糖尿病などさまざまな生活習慣病の原因となります。

仮に動物病院で獣医さんにダイエットをすすめられた場合、今は深刻ではなくても将来的に大きな病気や疾患を引き起こす可能性があるためアドバイスしているはずです。

できればアドバイスに従って早速ダイエット始めてみましょう。食事管理と同じようにネコの体重管理も飼い主さんの大切なお仕事。かかりつけの獣医さんに体重管理プログラムをアドバイスしてもらうことをおすすめします。

年齢や状態別のフード選び
キャットフードの雑学
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