【ネコの下痢を治す】軟便・水のようなウンチは動物病院を受診した方がいいの?

ねこ 年齢や状態別のフード選び

当ページをみてくれているということは、もしかしたら

昨日からウンチが水っぽい!(というかほぼ液体)で、今日になってもおさまらない!! どーすれば!!

愛猫ちゃんの、こういった軟便・水のようなウンチが心配で、解決法を探していませんでしたか?

 

普段は健康的なウンチの猫ちゃんが、急にお腹を下すと飼い主さんとしては不安になりますが、ネコだって人間のように胃腸の状態が悪い日もあれば、前日に食べたフードが合わなかった、寒さがこたえた・・・といった単純な原因で下痢にも便秘にもなります。

たいていは1~2日で元の状態に戻るはず…この時点では、そう慌てる必要はないでしょう。

ただ数日間様子をみても

  • いっこうに便の状態が改善されない!
  • さらに水っぽく変わってきた、嘔吐、発熱も!

こんな場合は何らかの病気のサインと考えた方がいいでしょう。

 

当ページではネコの下痢の原因や種類、こんな下痢の場合は自宅で治るのか?それとも動物病院に連れていくべきか?と判断する基準をわかりやすくまとめています。
ぜひ当ページを参考に愛猫ちゃんの下痢を冷静に判断してみましょう!

チェック お腹の弱いネコちゃんはフードとの相性が原因かも!?…消化のよい厳選フード!

ネコの下痢の原因

ネコちゃんが下痢してしまう理由はいろいろです。

  1. 食物繊維
  2. 水分・脂肪分の摂りすぎ
  3. 環境や気温・天候の変化によるストレス

など、小さな原因が組み合わさって起こることもあれば、ある特定の原因ということもあります。

 

例えばウィルス性、細菌性、原虫性、回虫又は寄生虫性の下痢というケースもあれば、食事の変化や過食によって腸内でのバランスを保ちながら共存している腸内細菌の集まり・・・いわゆる腸内フローラが崩れて下痢気味になることも。

 

中でも突然の下痢というシチュエーションで、もっとも疑わしいのが以下の原因だといわれています。

早速みていきましょう!

1.食事内容(フードの種類)

まず最初に疑ってもらいたいのが食事内容。

下痢をしたタイミングから遡って、キャットフードの種類を変えた、普段は与えないタイプのフードを試した・・・そんな場合はフードとの相性が悪くて上手く消化できなかったことが原因。

 

便の状態をチェックして未消化の残骸が含まれていれば、疑わしいフードをしばらくは控えてみた方がいいでしょう。

 

他にもフードに含まれる原材料の中に、何らかのアレルギーの原因となる成分が含まれている場合も下痢の大きな原因。

酸化防止剤として使用している原材料が体質的に合わなかったというケースでも下痢が生じることも意外と多いです。

 

不思議なもので、今までは問題なく食べていたフードでも、ある日を境に下痢を引き起こすということもあります。

フードの種類を変えていない・食べ過ぎでもない・・・こんな場合は念のため、与えているキャットフードの添加物、アレルギーを引き起こす物質を確認しておきましょう

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2.細菌・原虫・回虫に感染

下痢と同じタイミングで、嘔吐、食欲不振といった症状がみられた場合、細菌・原虫・回虫による下痢というケースを疑ってみましょう。

 

この場合、自宅で様子をみているだけでは脱水症状がひどくなるだけで完治できません。動物病院を受診し、抗生物質など細菌・原虫・回虫を取り除くための治療を始めてください。

 

ただ抗生物質は細菌・原虫・回虫には効果があるものの、腸内バランスを整えるための常在菌を殺してしまいます。結果、他のタイプの下痢で服用すれば悪化、他の疾患につながることも。

 

かかりつけの獣医師さんの判断で、細菌・原虫・回虫による下痢と確定したとき以外は自己判断で抗生物質を与えないこと。この部分は覚えておきましょう。

3.その他の原因

たいていは上記のような理由とした下痢ですが、稀に以下のケースもあります。

  • 異物を飲み込んだ
  • ストレス
  • 加齢による内臓疾患

 

飼い主さんが何の気なしに置いておいた紐やボタン、コンビニのビニール袋などの異物を飲み込んだことが原因で下痢を引き起こすケース。

 

腸閉塞になる前に、早めに動物病院を受診しておきましょう。

 

また見落としがちですが

  • 引っ越しや旅行で知人に預ける等、住環境が変わった
  • ずっと与えていたお気に入りのフードから他のフードに急に切り替えた(フードの値段とか関係なく)
  • 飼い主さんが忙しいため、スキンシップが著しく減った。構ってあげられない

こういった住環境や食事の変化によっても下痢するネコちゃんもいます。

 

また一緒に遊んであげないことが原因で運動不足になっていることも、基礎代謝が落ち込んで腸内の働きが悪くなり下痢の原因になることも。

このあたり、人間とまったく同じなんですね。

 

また5~6歳以上のシニア猫という場合、慢性的に下痢(軟便)という場合は、生活習慣病など何らかの内臓疾患というケースも。

数日に1回程度、軟便の時がある・・・というレベルならば神経質に考えることもありませんが、あまりに軟便が続く場合は他の内臓疾患からくる下痢を疑ってみましょう。

 

一度、動物病院で検査してみることも検討してください。

小腸性の下痢と大腸性の下痢

さて、ネコが下痢になる原因や理由を知った上で、下痢のタイプについて知っておきましょう。

まず大きく分けて象徴性の下痢と大腸性の下痢の2つにわけることができます。

小腸性の下痢を治すには

小腸性の下痢の初期段階ならば、まず脱水症状、と血液中のイオン・バランスを整えること。

下痢の初期段階では、まず腸管をしっかりと休める必要があります。できれば丸24時間程度、食べ物を口にさせずに絶食させましょう(飲水のみ)。

 

たいていは絶食することで腸管が整い症状は改善され始めます。

また下痢症状が徐々に改善し始めた場合、栄養面よりもとにかく消化吸収率の高い食事を徐々に与えるようにしてください。

 

ネコちゃんが食べたいだけ食事を与えてしまえば胃腸に大きな負担がかかります。与え始めは少量ずつ、なべく回数に分けて与えてください。

 

食事内容はなるべくウェットフードのような消化吸収力の高いフード、またはミルクやぬるま湯でふやかしたペースト状のフードをちょっぴり温めて与えると消化・吸収がよく負担がかかりません。

大腸性の下痢を治すには

大腸性の下痢が疑わしい場合、まずはウンチの状態を調べて寄生虫の有無を確認してみてください。

 

そしてウンチの中に寄生虫の卵ができない場合でも、念のため駆虫剤を与えておきましょう。

また慢性的な下痢が長引いている場合、細菌性毒素による中毒症の下痢、神経性の下痢、アレルギーを原因とした下痢の可能性もあります。

 

こういった大腸性の下痢をしているネコちゃんの場合

  1. 食物繊維の多いフード
  2. カスになる部分(残渣)の少ないフード
  3. 低アレルゲンなフード

といったキャットフードを利用してみましょう。

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食物繊維を多めに摂取することで、腸の分節作用が適正化され、体内の水分吸収が促されます。

体内で食物繊維がスポンジのような水分を吸収する役割を果たし、下痢気味のウンチから水分を奪ってを硬くします。

 

またウンチをチェックして残渣が多少でも目立つ場合、より残渣の少ないフードに変えてあげるのも良い方法です。

炎症性大腸炎

大腸性の下痢の中でも、ネコちゃんが下痢や嘔吐繰り返す場合、炎症に関する細胞が影響しているリンパ球性大腸炎、形質細胞性大腸炎という可能性もあります。

 

この炎症性大腸炎の場合、原因がハッキリと特定されていませんが、一種の過敏症の反応です。

何らかのアレルギーが原因という可能性もあるので、低アレルギー性のフードに変えることでパタッと改善されることもあります。

 

液体状の便・柔らかい便(軟便)で対処は違う!

下痢の中にも、通常より柔らかめのウンチ、完全に水のようなウンチといろいろです。

中でも柔らかめのウンチという場合、普通に食欲もあって活発に行動していれば、そう心配する必要はないでしょう。たいていは半日~1日で通常の硬さのウンチに戻ってくるはずです。

脂肪分の多いフードや過剰に水分を摂りすぎたこと。または季節的に急に冷え込んだこと。こういった単純な原因なので放っておいても自然と治ります。

2日経っても下痢がずっと収まらない場合、他の原因を考えてみましょう。

こんな下痢には要注意!放置すると危ないタイプの軟便

ウンチの状態が徐々に柔らかくなっている! 2日以上、軟便が続く!

こんな場合、食べ合わせやフードとの相性、環境や疲れといった単純な下痢でなく、何らかの深刻な病気からくる下痢という可能性もあります。

症状によっては早期に動物病院を受診する必要もあるので、症状をしっかり観察しておきましょう!

下痢が続いている期間から考える

そもそもネコは他の動物よりも下痢や嘔吐しやすい動物。

なので1回だけの下痢や嘔吐なら、そう慌てる必要もありません。

 

ただ先に述べたように1日経過してもウンチの状態が戻らない、悪化している場合は病気や疾患のサインと考えてみた方がいいかもしれません。

 

基本的に単純な下痢の場合、24時間以内に戻ります。よって1日以上続く場合は何らかの対応が必要となってきます。

 

まずは最初の下痢から丸1日、様子をみてから判断されることをおすすめします。(激しい嘔吐や発熱、元気が無い場合はのぞく)

24時間以上が経過して、明らかに症状が悪化している場合は迷わず動物病院へ連れて行きましょう。

下痢と同時にみられる症状から考える

下痢が続いている期間とならび、下痢を見分ける基準として考えてもらいたいのが、下痢と同時に併発している症状

 

もし下痢や軟便だけでなく、

  1. ウンチに血液や粘液がみられる
  2. 下痢と嘔吐を繰り返している
  3. 脱水症状や貧血気味
  4. 発熱

こういった症状がみられた場合、動物病院を受診すべきケースかもしれません。

 

自宅療養くらいでは症状が悪化するだけで、最悪な場合、自宅で様子をみているうちに脱水症状が進行して衰弱します。

とくに子ネコちゃんや体力の落ち始めたシニア猫ちゃんの場合、最悪、命の危険もあるので、早めに動物病院を受診しておきましょう。

動物病院を受診する!その前に訊かれる内容をメモする

下痢の症状が改善されない、下痢だけでなく嘔吐や発熱、ウンチに血液が混じっている・・・こんな場合は動物病院を受診するのが肝心です。

とりこし苦労かもしれませんが、万が一の可能性を考えたら早めに受診しておいた方が安心ですね。

 

そこで動物病院にネコちゃんを連れていく場合、獣医師の先生に訊かれる質問はだいたい決まっています。

処置室でアタフタしないよう、連れていく前にネコちゃんの状態を予めチェックして、具体的に応えられるようメモしておくことをオススメします。

 

【動物病院で先生に伝えるべき症状】

  • いつ頃から下痢・軟便が続いているのか?
  • ウンチの状態は?完全に液体か?柔らかいウンチか?
  • 1日に何回、下痢のウンチがしているのか?(頻度)
  • ウンチに血液や粘液が混じっていないか?
  • ウンチ以外の変わった部分、食欲の有無、嘔吐、脱水症状
  • 下痢する前にくらべ、ウンチに悪臭はないか?

最低限、上記の項目だけでもチェックしておけば、獣医師の先生もスムーズに診察・治療が進められます。

またスマホで便の状態を撮影し、医師に確認してもらうという手もあります。

とりあえず、下痢が始まってから仕草や行動で気になる異変がある場合、無関係だと思えても伝えてみましょう。

 

下痢はさまざまな病気や疾患の初期症状だったりします。意外なネコちゃんの変化が原因究明の糸口となるかもしれません。

ウンチを持込めば診察もスムーズ!
もし動物病院に連れていく場合、原因を特定するのに役立つのがウンチを持参すること!
ウンチには下痢の原因となる情報がつまっています。下痢のウンチを検査することで細菌やウイルス、寄生虫などが確認できるため、それだけ診察や検査がスムーズ進みます。
小さな容器、紙コップ等に採取して持ちんでみる方法もおすすめします。

緊急性はないが頻繁に下痢になるネコの対処法

上記のように、下痢がずっと続く・下痢以外の症状も併発している。

こんな場合、まずは動物病院を受診するのが賢明ですが、中にはすぐに治る下痢が頻発するという場合もあるでしょう。

 

こういった下痢の場合、

  • 食事内容がネコちゃんの胃腸の状態に合っていない
  • 添加物やアレルギー物質が腸内環境のバランスを崩している

というケースも。

多少の下痢は仕方ないにしても、長期的にみればフードを見直して、食物繊維の量や低アレルギーのフードを試してみた方がよいかもしれません。

また消化・吸収が追いついていない場合、消化吸収を重視してフードを選んでみましょう。

本来は動物病院で、しっかりと愛猫ちゃんのアレルギー・テストを行うのが理想的ですが、アレルギー体質かわからない場合、とりあえずは可能性の高い物質は控えておいた方がいいでしょう。

 

とりあえず下痢の症状がおさまるまでは

  1. 食物繊維の多いフード
  2. カスになる部分(残渣)の少ないフード
  3. 低アレルゲンなフード

という部分を中心に、キャットフードを選んでみてください。

消化・吸収の良いフードだけ与えると胃腸の活動に良くない!?

もちろん消化・吸収のよいフードは下痢気味の弱った胃腸には効果的ですが、下痢が治っても与え続けていると、逆に胃腸の活動を弱めてしまうことも・・・。

多少の穀類は腸内のはたらきを高める効果もあります。

いずれにせよ、ネコちゃんの年齢や胃腸の状態によってベストなキャットフードは変わってきます。

価格や量、ブランドや販売元などの情報だけで決めつけず、ネコちゃんの体質に合ったフードを納得するまで選んでください。

チェック お腹の弱いネコちゃんはフードとの相性が原因かも!?…消化のよい厳選フード!

まとめ

以上、ネコの下痢の原因と下痢気味のネコちゃんの改善方法についてまとめておきました。

 

そもそもほかの動物に比べネコちゃんは胃腸がデリケートな動物です。

また個体差もありますが、理由もなく下痢や嘔吐を繰り返すタイプのネコも結構多いです。なので一度の下痢なら慌てず冷静に様子を見守ってください。

 

まず下痢気味だと気づいたら・・・

  • ウンチの状態をじっくりとチェック!
  • 無理にフードを与えず、脱水症状と血液中のイオンのバランスを整える(引水だけ)
  • 食事を与える場合は消化・吸収のよい、残渣の少ない、低アレルギーのフードを少量ずつ

これらに注意して様子をみましょう。

もし上記の3つを注意しても2日以上続く場合、脱水症状から衰弱して他の病気や疾患につながることもあります。

その場合はダラダラ様子をみないで、早めに動物病院を受診しちゃった方が猫ちゃんも自分も安心だと思います。

一方、数日おきに下痢をする、連続ではないが下痢を頻発する・・・こんな場合、毎日の食事内容、つまりフードとの相性を見直す必要があるでしょう。

試しに主原料や添加物アレルギーアレルギー物質といった内容成分の違うフードを試してみることをおすすめします。
たかが下痢といっても、じつは深刻な病気や疾患のサインというパターンもあります。なので「元気があるから大したことない」と決めつけてしまうのも危険です。

当ページでお伝えしたように、動物病院に連れて行くかどうかの判断は下痢が始まってから24時間。この間、しっかりとネコちゃんの行動やウンチの状態をチェックしてください。
とりこし苦労かもしれませんが、明らかに回復した場合は別として、微妙な状態だったら念のため受診した方が安心だと思いますよ!

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おすすめフードBEST3を発表

では最初にフード選びにおける3つのランキング基準からご紹介します

  1. 主な原材料・添加物の有無、不明確な材料かどうか?
  2. 当サイトのユーザーさんのクチコミ・評判
  3. ウチのマツ(4歳♂)がどれだけガツガツ食べたか?

以上の3項目を客観的に判断し、今おすすめできるキャットフードに絞り込んでランキングいたしました。どれがいいか決められない場合、とりあえず1位から試して様子をみてみましょう!

ジャガー

ジャガーは好き嫌いが激しいネコちゃんにもおすすめ!
チキン・鶏肉・サーモン・マスなど新鮮な肉と魚を惜しみなく使い、動物性タンパク質80%以上の食事を実現しちゃったのがジャガー!
好き嫌いが激しい偏食気味の猫ちゃんでも、とびきり喜ぶ贅沢プレミアムフードを一度お試しあれ!!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

カナガン

グレインフリー・高タンパク、低炭水化物を徹底した『カナガン』といえば、プレミアムフードの代表格!

キャットフードランキングのトップに君臨しつづける理由は圧倒的な安全性や信頼感。

『美味しい』だけじゃなく『無添加』、『アレルギー対策』も実現しています!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

モグニャン

販売元さんがイギリスの生産現場にも何度も足を運び、1年以上の歳月をかけてオリジナルキャットフードを開発してできたのがモグニャンです。

まさに、愛する我が子のために、そして我が子を思う飼い主様の想いのために、原材料から粒のカタチまで拘って作り上げた栄養たっぷりのプレミアムフードですよ!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

ランク外なものの人気の市販キャットフード

いきなりプレミアム・フードは…というアナタは、とりあえず市販の人気キャットフードをいくつか試して相性をみてみてはいかがでしょうか!?

以下、スーパーやドラッグストア、ホームセンターのどこでも購入できるお手頃なキャットフードから、先ほどのランキング商品に迫るスペックのプレミアムフードまで個別に特集してみました。
万一、切らした場合でも入手性のよい市販のフードなら安心ですよ!

以下の個別ページで市販キャットフードを様々な角度からガチ比較してみました!

jpスタイル和の究みシニア猫用サイエンスダイエット老猫用ファーストチョイス室内猫用ミオドライミックスjpスタイル和の極みウェルネスフードホリスティックグレインフリーパシフィカキャット
アーテミス オソピュアアルモネイチャー ホリスティック日本ペットフード ビューティープロペットライン キャネットチップ こく旨リッチユニ・チャーム ねこ元気 お魚とお肉ミックスペットライン メディファス日本ペットフード コンボ(毛玉対応)マースジャパン カルカンペットライン キャネット日清ペットフード キャラット ミックスネオナチュラルバランス ウルトラプレミアムネスレ ピュリナ モンプチネスレ ピュリナ モンプチペットライン メディファスユニ・チャーム 銀のスプーン日清ペットフード 懐石zeppin

※当サイト管理人とじっさいに寄せられたクチコミをもとに、安全性・コスパ・食いつき・満足感などの項目のバランスを評価し、当サイト独自のランク付けをしています。

みんなは何を基準にキャットフードを選んでいるのかな?

では早速、フード選びでどの部分に注目して選べば失敗しないのかお伝えします!

ペットショップやスーパー、ネットショップには数多くのキャットフードが販売されていますが、

いったい何を基準にネコのご飯をえらべば良いのでしょうか?

この部分に悩まれる飼い主さん、すごーく多いですね。

 

 

細かい部分までコダワリ始めるとキリがありませんが、もっとも重要な項目だけでも知ってくといいです。

キャットフード選びで注意したい3+αとは?

まずキャットフード選びのもっとも基本的な部分として、最低限、

  1. 栄養バランス
  2. カロリー
  3. 安全性

という3つの要素がしっかり配慮されたキャットフードか?

まずはこの部分に注目してください。

パッケージの美味しそうなイメージ写真に気をとられ、ラベルまでチェックされない飼い主さんも多いですが、重要なのはイメージ写真ではありません!

 

かならずラベルに記載された栄養素や添加物。このあたりに注目しておきましょう。

https://catfood.main.jp/catfood-label-check/

こちらのページもあわせて参考にしてみてください。

毎日のことだから…継続できる価格帯なのか?

それ以外にも『無理せず継続できる価格帯』という部分も忘れてはいけません。

どんなに安全で栄養面がバッチリでも、半年、1年それ以上と与え続けるキャットフード。

経済的な負担が大き過ぎれば、余儀なく安価なフードへ切り替えることになります。

 

また飼い主さんの都合で頻繁にキャットフードを切り替えることにより、フードの変化に対応しきれずに、アレルギー症状や下痢・便秘など体調不良を起こすネコちゃんも少なくありません。

 

なので無理なく継続できる価格帯!

この部分も、栄養バランス・カロリー・安全性についで、フード選びの大切な部分といえるでしょう。

継続できないような高額なフードを無理して与えるのは、財布にも猫の体調にもよくありません

最終的に猫の餌を選ぶのは主役の猫ちゃん!

このようにさんざん悩みに悩んで選びぬいたフードでも、

残念ながら肝心なネコが好まないパターンも普通にあります!

ほんとに困る!

 

選びに選びにいた飼い主さんの気持ちをよそに、ヒコヒコと鼻を動かしただけでまったく口にしないケースだってありますよね?

 

大切なのは、飼い主さんの先入観で勝手に一種類のフードに絞り込まず、

栄養バランス・安全性の条件をクリアしたフードを何種類がピックアップし、少量ずつでも愛猫ちゃんに味見させて食いつきや体調の様子をみる!

こんな流れといえますね。

他の飼い主さんのキャットフード選びの基準をチェック!

キャットフード選びの基準を知ったところで、意外と気になる部分といえば

『みんなは何を基準に愛猫のキャットフードを選んでいるのかな?』

ここも気になる部分ですよね!

そこで日本全国でアンケートを行ったという書籍やサイトをもとに、フード選びの基準で比較的多かった飼い主さんの意見をピックアップ!!

 

猫種、ライフステージ、飼い主さんのフードにかけれる予算によってもフード選びの基準は変わります。

あくまで参考意見として、ぜひフード選びの参考にしてみてください!

「猫の体質に合うもの添加物が少ないもの。原産国(国産か、動物に対しての知識が高い国のものなど)。栄養バランス」

キャットフード選びにおいては『国産だから安心』とは一概には言い切れません!

「栄養バランス、ぽっちゃり気味なのでカロリーの低いもの」

「栄養バランスや太らせないようなフードを獣医師さんやペットショップの店員さんに相談して選ぶ」

高齢になったら高タンパク・低カロリーのチキンをふんだんに使用したダイエット対策フードを!

「穀物フリーであること」

肉食動物のネコとにかく肉・肉・肉が大好き!穀物類が多すぎるのはオススメできません

「毛玉ケア,下部尿路に配慮したものを混ぜる」

「無添加なもの」

「プレミアムフードを選ぶ(ドライ)。主原料が肉もしくは魚、着色料等がはいっていない」

着色料でレンガ色のフードが目立つけど実はネコは色を気にしませんよ!騙されちゃダメよー

「メインフードは、総合栄養食で、年齢と熱量と疾病予防 おやつは、添加物がないこと」

「栄養バランスと、好き嫌いが激しいので食べたものをあげています」

「鶏アレルギーのコがいるので魚のドライフードにしている」

「おいしそうな香りがするもの(猫缶の場合)」

食いつきのために多少の香りづけは必要、でもエキス・パウダー類が多過ぎるのは逆にダメですよ!

「栄養バランスと粒の大きさ (大粒の物は食べにくそうなので小粒の物を選びます)」

「猫下部尿路疾患なので、カルシウム、リン、マグネシウムが少ないもの。なるべく、人間が食べても大丈夫な原材料を使っているもの。人工添加物などを使用していないもの」
※成文堂新光社『みんなのネコ式生活』より抜粋

ヒューマングレードの記載は完全に販売元の自己申告!だから100%安心というわけじゃありません

 

キャットフードはグレインフリーが絶対におすすめなの?

ペットショップやドラッグストアのキャットフード売り場で今では普通にみける

「グレインフリー」

という言葉!このグレインフリーとは広い意味では米、とうもろこし、小麦、大豆、大麦などの穀物や穀類を使用していないということ。分かり易く言うと豆類を含んでいないということ。

ここではグレインフリーのキャットフードについて一緒に考えてみましょう。

穀物類が100%悪いわけでもない!他の原材料とのバランス・それ以外の添加物が大切!

グレインフリーに便乗して、グレインフリーと記載しつつ、それ以上にヤバい材料てんこ盛りのフードも沢山あるらしいぞ!

そもそも猫ちゃんは完全な肉食動物です。本来穀類を食べません。

そのため高級なキャットフードの多くはグレインフリーをウリに、穀類を含まないように工夫している商品が非常に増えてきました。

 

ですが必ずしも

  • グレインフリー=高級なキャットフード
  • グレインフリー=愛猫ちゃんにピッタリのキャットフード

というワケでもなく、グレインフリーだから絶対に良いキャットフードと決めつけるのは少々乱暴かもしれません。

当初は実際に高級ブランドのキャットフードしかグレインフリーを採用していませんでした。

ですが今ではグレインフリーのキャットフードが人気ということもあり、多くの販売元が便乗してグレインフリーのフードをウリに販売しています。

たしかにグレインフリーは猫ちゃんのにとって嬉しいフードですが、穀類が入っているから必ずしも悪いというわけではありません。

なかには穀類に含まれる食物繊維により胃腸の働きが活発化され、便の状態が良くなるいう穀物類の良い面もあります。

 

なのでキャットフード選びでは

グレインフリーかどうか?

この部分だけで選ばずに、必ず

他の原材料や添加物、さらに酸化防止剤はどんな成分を使っているのか?

このあたりまでしっかりとチェックしてから購入するクセをつけておきましょう。

また愛猫ちゃんが味に納得すれば継続します

  • 価格と内容成分のバランスは見合っているか?
  • 数か月、数年単位で与え続けることを踏まえ、費用の負担や入手性はどうか?

などなど、このへんまでチェックしてコスパの高いフードを選ぶのがキャットフード選びのポイントなのです。

オススメのキャットフードを選ぶ前に知っておきたいキャットフード事情

もしかしたら、キャットフードを価格や内容量、食い付きだけで選んではいませんか?

昨今、昭和の時代の猫ちゃんのように、町内の自分の縄張りを回ったり自由に家の中と外を行き来できるような猫ちゃんはごく一部です。

住環境も集合住宅や高層マンションの方も増えたこともあり、昼夜ともに外出できない生活を送っている猫ちゃんが大部分ですね。

工夫すれば室内でもある程度の運動はできるものの、やはり狭い室内では圧倒的な運動量が不足しがちです。

 

そんなネコちゃんにとって健康を維持するための頼みの綱はキャットフード!

毎日の食事が健康を維持するために大切なのはネコも人間も同じ。

ですが肝心な用意する飼い主さんがキャットフードの知識をほとんど持ち合わせていないのが実情のようです。

 

そのためキャットフードの販売元は

肝心な猫ちゃんの健康よりも、購入する飼い主さんをいかに取り込むか…

この部分にフォーカスしすぎて、見た目や広告・宣伝ばかりを重視しているような気がします。

たしかに価格や内容量、食い付きの良い悪いは大切な判断基準ですが、キャットフードの知識を身に付け、安全性やアレルギーといった部分にも着目しておきたいものです。

 

ラベル表示だけでは信用できないキャットフードの添加物

こちらのページ

https://catfood.main.jp/catfood-label-check/

でもお伝えしてますが、キャットフード選びで大切なのはパッケージに印刷された美味しそうなイメージ写真ではなく原材料や添加物、主成分が記載されたラベルのチェック!

猫ちゃんの安全と健康のために、必ずラベルに記載された内容をチェックし、安全性が確認されてから購入しましょう。

 

ですがラベルをチェックしただけでは確認できない部分があるのも事実。

表示義務のない添加物がてんこ盛りの可能性も…

例えばキャットフードの販売元が、フードの原材料を下請け工場に大量注文し、その原料をもとにペットフードを製造したとします。

その場合、原材料の下請け工場で添加物が使用されていたとしてもキャットフードメーカーの製品にその添加物の表示義務はありません。

つまり最後の生産過程で使用した添加物のみ表示義務が生じるのです!

キャットフードの大半は様々な下請工場で原材料を用意され、最終的に1つの工場で生産されます。

なので実際のところ、ラベルに表示されている添加物以外に多くの添加物を含んでいる可能性も高いといえます。

なぜ海外製のオーガニックなキャットフードがオススメなの?

このように、最終的な生産工程で使用した添加物しか表示しない国産のキャットフード事情を考えた場合、

「添加物や内容成分が正しく表示されたフード」を本気で購入しようと思えば、規制の緩い国内製のキャットフードよりも、厳しい規制のある海外のオーガニック系のキャットフードを選ぶのは当然の流れといえるでしょう。

 

なぜなら日本で法規制の対象となるのは人間が食べる食品、もしくは家畜用の飼料のみ。残念ながらキャットフードは対象外で海外の認証しか目安がありません。

結果、本当に安全で安心できるキャットフードを大切な猫ちゃんに与えるなら、英国をはじめ海外製のオーガニック系フードというのがオススメなのです。

安全性の基準がいまいちハッキリしないキャットフード

ネコの食生活にとって必需品といえるキャットフードですが、肝心な飼い主さんはキャットフードについてほとんど知識がありません。

 

いったい、なぜこんな状況になってしまったのでしょうか?

これは国内のペットフード業界において、しっかりと安全性の基準が設けられていないことが大きな原因なのです。

人間の口にする加工食品の多くは、厚生労働省によりはっきりと安全性の基準が明確化されています。

当然キャットフードにもそれに代わる基準や規格があると思われがちですが、現時点でペットフードを規制する公的機関や具体的な規制はほぼありません。

つまりペットフードの安全性は自主規制だけにゆだねられているのです。

 

飼い主としてはすべてのキャットフードが猫ちゃんの健康を考え、猫ちゃんの体にいいものをばかりと誤解しがちですが、極論から言えば人間用の缶詰にキャットフードトラベルを貼ればキャットフードとして販売できる…。

こんな状況なのです。

それだけに、飼い主さんとしてはしっかりと良い商品、悪い商品を見分ける目が必要なのです。

規制からみるキャットフード事情とキャットフードを取り巻く環境

年間34万トン、2,000億円市場と言われるキャットフード業界ですが、先ほどお伝えしたように監督官庁もはっきりせず安全性をチェックする公的機関や規制がありません。

キャットフードをふくめペットフード全般は、主要なペットフード会社が集まりペットフード公正取引協議会を構成し、安全性をふくめて自主規制を行っています。

 

ただこれだけではすべてのキャットフードの安全性が確保されるほどでもなく、少々不安が残ります。

そもそも人間にとっての厚生労働省にあたる官庁がペットの場合は存在せず、家畜や野生動物を対象とした官庁しか見当たらないのです。

結果、ペットフードの安全性と販売についての基準はペットフード公正取引協議会が決定し、自主規制にとどまっているのです。

結果、欧米諸国にくらべ、キャットフードを取り巻く環境は大きく後れをとっているのが現状なのです。

ネコの食事に関するQ&A

ネコの食事に関する疑問や不安を集めてみました。
詳しい部分は各個別ページで詳しく解説していますが、まずは以下のネコの飼い主さんにありがちな悩みに目を通しておくことをオススメします。

ペットフードを噛まないで食べちゃう……どうすればいい?

ガツガツと噛まないで飲み込むタイプのネコちゃん……消化不良起こさないか心配ですよね?

そもそも肉食動物のネコちゃんの歯や口は 咀嚼(噛み砕く) するための形ではありません。なのでもともと噛むこと自体が苦手なのです。

とはいえ、そう心配することはありません。よくできた 良質なキャットフードならネコの消化能力をしっかりと考えて作られていますので、きちんと消化されるはずです。

犬と猫と人間、食事に必要な栄養素って違うの?

タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルの 5つの栄養素は 猫ちゃんに限らず犬でも人間でも 必要不可欠です。
とはいえ食性や代謝の仕組みが違ってきます。

よってネコちゃんに比べ犬や人間では 必要な栄養素も微妙に違い必要量も変わってきます。

例えば人に比べて 犬や猫は 主要なタンパク質や脂肪の量は多め。必須アミノ酸の場合、 人間にとって必須アミノ酸ではないタウリンですが、猫の場合は自分で生成できないため必須です。

逆にビタミンCは ネコや犬には必須ではありませんが、人間にとっては必須の栄養素です。

キャットフード、ライフステージによって変えなくちゃだめなの?

7~8歳ぐらいに差し掛かると、そろそろ年齢にあったキャットフードに変える時期かもしれません。
いくら活発で元気な猫ちゃんでも、 目に見えないところで 加齢による変化は起きています。

なのでライフステージによってキャットフード変えてあげる必要はあります。

そもそも年齢によって必要とする栄養素が変わってくるため、例えばシニア用のキャットフードの場合 加齢による変化を想定して栄養素の配分にこだわっています。同じく子猫ちゃんの 成長には必要な栄養素がバランスが違います。

また成長期が終わり体が出来上がった成猫の場合はそれに適した栄養バランスの食事というものもあります。
より良い状態をキープし健康に長生きしてもらうためにはだいぶステージにあった食事を選んでおいた方が良いでしょう。

キャットフードが多すぎてどれを選んでいいのかわからないんだけど?

スーパーやドラッグストアのキャットフード売り場で、いろいろ目移りしてしまってどれを選べばいいのかわからない… こんな方も多いでしょう。
まず主食としてキャットフード選ぶ場合、一番大事なのはライフステージにあった総合栄養食というキャットフード。

その他、 避妊や去勢をしているため体重管理が不安な場合、 よく毛玉を吐き出す場合、こういった気になる場合はそれに対応したキャットフード選んでおきましょう。
ブランド名やパッケージ で選びがちなキャットフードですが、 大切なのはパッケージに記載されている成分の内容です。

ラベルをしっかりとチェックし 内容を読み取り 添加物や不安な要素はないか、 アレルギーの原因となる成分はないか、これらをしっかりとチェックしてからキャットフード選んでください。

お店に売ってるペットフードって、ヤバいものとか入ってるんじゃないの?

市販のキャットフードは粗悪な原料をたくさん使っていたり必要以上に添加物を配合しているのでは?
こんな方も多いのではないでしょうか。

まず 国内で市販されているキャットフードに関しては、ペットフード公正取引協議会 の基準により使用する現在には添加物がネコにとって害がないということを確認しています。

主要なキャットフードの販売元は 公正取引協議会の会員です。これらのルールに従っていますので、それほど神経質になる必要はありません。

気になる場合は、直接販売元に問い合わせてみるか、 最初から不安要素の多い成分を含むキャットフードを選ばないほうが無難かもしれません。

キャットフード以外のネコの好物を食べさせてもいいの?

自分で食事を用意できないでこちゃんにとって健康な食生活は飼い主さんにかかっています。
人間が食べている物やキャットフード以外のネコちゃんの大好物が 健康に良い食べ物とは限りません。

欲しがるからと与え続けた結果 将来的に健康を害してしまうケースも少なくありません。
大切な猫ちゃんが健康に長生きして末永く一緒に過ごせるためにも、 目先の食べたいものを食べる幸せよりも、 健康に長生きできるための食生活を目指してください。

ドライフードがメインなんだけど、 味気ないのでトッピングしてもいいの?

まず大前提として、人間と犬や猫では体の仕組みや 消化器官の作りや必要な栄養素も変わってきます。
人間にとって体に良いとされる食材でも 猫ちゃんにとっては命取りとなるケースもあります。

なので安易に人間の食材をトッピングすることは避けた方が良いでしょう。
そもそも総合栄養食と呼ばれるキャットフードの場合、 販売元さんがしっかりと栄養バランスを考えた成分を配合しています。勝手にトッピングすることで栄養バランスが崩れ、ネコの消化器官に負担が大きくなってしまい、病気になる可能性もあるのでご注意ください。

獣医さんに太り気味と言わたんだけど減量したほうがいい?

肥満は単純に見た目が太っているという問題だけではなく、心臓病や糖尿病などさまざまな生活習慣病の原因となります。

仮に動物病院で獣医さんにダイエットをすすめられた場合、今は深刻ではなくても将来的に大きな病気や疾患を引き起こす可能性があるためアドバイスしているはずです。

できればアドバイスに従って早速ダイエット始めてみましょう。食事管理と同じようにネコの体重管理も飼い主さんの大切なお仕事。かかりつけの獣医さんに体重管理プログラムをアドバイスしてもらうことをおすすめします。

年齢や状態別のフード選び
キャットフードの雑学
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