【ネコおすすめ食材】与えたい食事と与えてはいけない食材まとめ

cat キャットフードの基礎知識

愛猫ちゃんが健康な毎日を過ごし長生きしてもらうために大切な部分…これはなんといっても栄養満点の食生活に他なりません。
キャットフードだけに頼らず、タンパク質や鉄分・ミネラルなど必須な栄養素をバランスよく摂取することが厄介な生活習慣病の予防につながります。

しかしながらネコの食生活を調べてみたけど難しい話ばかり…

キャットフードに頼りっきりなので、その他の与えるべき食材がよくわからない…!!

と愛猫ちゃんに与えるおすすめの食材がよくわからずに、ネットで調べていませんでしたか?
ここでは飼い猫にとってベストな食事内容を探すためのポイントや必要な栄養素について徹底的に解説しておきます。

結論からいいますと、食材の中には

  • ぜひ与えたい
  • 多少ならOK
  • 絶対に与えちゃダメっ!

という食材に分けることができ、この部分を知らないと愛猫ちゃんを元気にするはずが逆効果ということも…。 当ページでわかりやすく解説しているので、ぜひ愛猫ちゃんの食生活の参考にしてください。

チェック ネコに必須な栄養素をとことん考え抜いた厳選キャットフード比較!!

偏った食材は病気や疾患のリスクも高い!


もしかしたらこんな食事内容で困っていませんか?

  • 決まったキャットフードしか食べない
  • 赤身の肉しか食べない
  • ササミしか食べない

人間の食生活と同じく、ネコちゃんの食事でも一番大切なのは栄養素のバランスです。

 

人間と同じ、しっかりとバランスの取れた食生活を無視すれば、病気に掛かりやすい虚弱体質のネコ、または肥満気味のデブ猫になるリスクも高まります。

 

そのまま偏食が治らない場合、内蔵疾患や厄介な尿路結石なども高リスク・・・確実に寿命は早まりますね。ほんと要注意ですよ。

 

ではネコの食事にとって必要な栄養素、また栄養面からみた理想的な食生活を考えてみましょう。

ネコの食事に含まれる食材と栄養素、その特徴

ちなみに!

毎日与えているキャットフード、詳しい原料や栄養素はご存知ですか?

 

飼い猫にとってベストな食事を知るには、まず現在のキャットフードや普段の食事に含まれている食材や栄養素を知ることが肝心です!

どんな栄養素が含まれていて、何が不足しているのか知る判断基準となります。

 

参考までにキャットフードに含まれる一般的な食材、原料について以下にまとめておきます。

ぜひ毎日の食生活の、またはキャットフード選びの参考にしてみてください!

牛肉

牛肉にはタンパク質が豊富です。

人間と違って肉食動物のネコにとって、生きていくために大切な必須脂肪酸の供給源なるが牛肉。たいていのネコちゃんの場合、大好物だとは思いますが、かならず摂っておきたい食材。

豚肉

牛肉と並びタンパク質が豊富な豚肉。

元気な毎日に必要不可欠な栄養素を多量に含んでいます。

ですが与えすぎはビタミン過上症を招くことも・・・適量をコマメに与えるように心がけてください。

鶏肉

消化吸収に優れた鶏肉はネコの大好物。

特にササミが大好物のネコちゃんも多いですが、ササミには脂肪が含まれていないため、健康維持、カロリー効率の面では、できれば適度に脂肪を含んだ胸肉の方がお勧めです。

馬肉

牛肉や豚肉に比べ、動物性脂肪酸は少なめですがじゅうぶんなタンパク質を含んでいます。

魚肉

カルシウムやビタミン類の補給に最適なのが小魚や煮干し。

一方、赤身の魚にはビタミンEが多く含まれているものの、含まれている脂肪酸により多量のビタミンEを消費します。結局は摂取した以上に不足することも・・・与えすぎには要注意。

チーズ

チーズにはタンパク質や脂肪、カルシウムが非常に豊富、肥満気味なデブ猫ちゃんの場合、カロリー控えめのカテージチーズの方がおすすめ。

加工肉

ハム、ソーセージ、コンビーフのような加工食品を好むネコちゃんもいますが、加工肉のほとんどは人間用に味付けされた塩分の濃いものが大半。

 

確実に塩分の過剰摂取につながります。飼い主さんも良かれと思って与えている方もいますが、栄養面からいわせてもらえば腎臓病まっしぐら・・・まったくおすすめできません。

 

多少の塩分は排尿を促し、尿路結石の予防になるという面もありますが、それ以上に様々な病気の原因となります。できるだけ与えないほうが良いでしょう。

ネコに与えてはいけない食品

では今度は、猫ちゃんに絶対に与えてはいけない食材!

この部分に注目してみましょう!

 

そもそも人間の食事の多くは加工品が多く、細かくすり潰されて確認できないけれども、ネコちゃんに悪影響を及ぼす食材を利用しているケースが多いです。

とくにハム・ソーセージなんかはその代表ですね。

そこで以下に、なるべく(または絶対に)ネコちゃんに与えてはいけない食材をまとめておきます。

下痢や嘔吐、興奮状態や痙攣、失禁等で収まるケースもあれば急性中毒にかかり死亡してしまう場合zもあります。

 

好奇心旺盛な子ネコちゃんの場合、興味本意で食べてしまうことも。しっかりと管理して、間違っても口に入らないように保管しておきましょう。

牛乳

ミルクを与える場合、かならずネコ専用のミルクを用意してください。

 

人間が普段飲んでいる牛乳には、ネコに分解できないラクトースが含まれているために下痢をしやすいので要注意!

ネギ類

タマネギや長ネギなどのネギ類はネコの血中ヘモグロビンを破壊する物質が入っています。

そもそも好んでネギを欲しがるネコちゃんはいないはずですが、スープやハンバーグなど細かく加工されたネギ類を含んだ食材を知らずに与えてしまい事故になるケースも少なくありません。

タコやイカ

タウリンを大量に含んでいる点ではお勧めのタコやイカですが、人間より消化吸収の悪いネコにとって消化のよくないタコやイカは、正直あまりお勧めできません。

 

もし与える場合、かならず加熱したものを少量だけ与えてください。

貝類

タコやイカと同じく、貝類も消化が悪いためネコちゃんの胃腸にとって負担が大きすぎます。

 

とくに毒素の多いアワビなどの貝類はネコちゃんにとって命取り。絶対に与えないでくださいね!

ネコは魚が大好物なのか?

日本では昔から、ネコ=魚が大好きと言うイメージが定着していますが、よく考えてみればネコは完全な肉食動物です。

ではいったい、どこからネコ=魚好きというイメージが生まれたのでしょうか?

 

どうやらこのイメージは日本の食文化が大きく影響しているようです。

じっさいに魚好きのネコも多く、普段から魚を与えている飼い主さんも多いようですが、実際にはメリット以上にデメリットがあることも知っておいてください。

 

まずネコにとって必須の栄養素であるタンパク質。

残念ながら鮪や鰹などの多くの魚は、肉よりもタンパク質の量が低くカロリーも少なめ。

まだビタミンも肉類に比べ少ないために、ビタミンA欠乏によりイエローファット※を引き起こす恐れもあります。

また赤身の魚よりも栄養が豊富な青魚ですが、その多くは酸かされやすい不飽和脂肪酸が含まれています。

 

そのため、摂取すればビタミンEが欠乏します。

栄養素の面から考えても、ネコにとって魚よりも肉のほうが適した食べ物なのは間違いありませんね。

 

ただ肉類にはない魚のメリットもあります。

必要な栄養素の1つであるカルシウムやタウリンは肉類よりも魚の多く方が多く含んでいます。

また柔らかい肉類だけを食べ続けることで弱ってしまった歯の健康にとっても魚や小魚はメリットもあります。

※イエローファットとは黄色脂肪症のことで、猫の腹部や胸部の皮下脂肪が酸化することで炎症を引き起こした症状。患部が黄色っぽく見えることからイエローファットとよばれています。

下腹部に原因不明のしこり、歩き方が変わった、お腹に触れると極端に嫌がる

こういった場合、イエローファット(黄色脂肪症)を疑ってみてください。

ネコの食事に必要な栄養素を分析しよう!

ここまでネコちゃんの摂るべき食材についてお伝えしました。

続きまして、ここからは各食材に含まれる栄養素が、ネコちゃんにとってどんな作用をしているのか考えてみましょう。

 

各栄養素の働きを知っておけば、キャットフード選びでも意外と活用できます。しっかりと理解して飼い猫にベストの食事内容をみつけましょう!

食材に含まれる栄養成分とネコに与える影響

タンパク質

タンパク質を構成しているアミノ酸は、動物性の食物と植物性の食物で違ってきます。

とくにネコちゃんにとって肉や魚、乳製品などに含まれる動物性の食物に生まれるアミノ酸が必須です。

タンパク質は主に筋肉を作るだけでなくホルモンや余った分はエネルギー源として活用されます。まさに無駄のない万能な栄養素です。

脂肪

脂肪酸にも動物性と植物性がありますが、ネコにとって必要不可欠なのは大半が動物性の脂肪酸。

脂肪は主にエネルギーとしているだけでなく、ビタミンなどの補酵素や生体の美容成分の材料として作用します。

またエネルギーとしてもタンパク質や糖質の2倍の効率でカロリー摂取が可能・・・まさにネコちゃんのもっとも重要な栄養素!

リン

適量であれば、骨や歯を形成し、脂肪や炭水化物の代謝を助けるリンですが、一定量を超えてしまえばカルシウム欠乏症を引き起こすことも・・・。

ネコにとって大切なミネラル、カルシウムとリンはバランスよくとることが肝心。

一般的にリンとカルシウムのバランスは1:1.2~1.5だといわれています。これを目安にリンを摂取している場合、見合ったカルシウムもかならず摂取!

炭水化物

そもそもネコはタンパク質や脂肪をエネルギーに変えることが得意な動物。

なので人間と違って、わざわざ炭水化物(糖質)を必要としません。もし与える場合、消化しやすいようにしっかりと加熱処理した米や麦を与えてください。

カルシウム

発育中の子ネコや妊娠中の母ネコにとって大切な成分と言えばカルシウム。骨や歯を形成するだけでなく、神経伝達や血液凝固といった作用をサポートします。

妊娠中や授乳中のネコちゃんに限らず、子猫でも成猫でも老猫でも、チーズや煮干し、市販のカルシウム食品等でじゅうぶんに補ってください。

とくにガッチリとした健康な体格に育てるために、成長期のネコちゃんには必須のミネラルですよ!

鉄分

ヘモグロビン等の赤血球を体内で作るために必要な鉄分、主にレバーや生肉に多く含まれています。

取りすぎは注意ですが不足すれば貧血に・・・適度に食事に取り入れてください。

ビタミンA

人間や他の動物とちがい、βカロテンからビタミンAを生成できないネコちゃんの場合、食事で摂取する以外に方法はありません。

主に牛肉や卵黄、レバー、バターなどに含まれているビタミンAは、目を保護する作用のある必須のビタミンです。欠乏すると筋萎縮食欲減退、結膜炎、虚弱体質など様々な疾患につながります。

ビタミンB1

豚肉や酵母に多く含まれるビタミンB1はネコにとって体調を維持するために必須の栄養素。

基本的に体に蓄積されない栄養素なのでコマメに摂取することが大切な栄養素です。

またビタミンB2が豊富なアジのような小魚には、一方でビタミンB1を破壊する成分が含んでいます。与えすぎには注意。

ビタミンC

皮膚、歯茎、毛艶に影響する栄養素といえばビタミンC。

ネコの場合体内でビタミンC大げ合成できるので敢えて与える必要はありませんが、ビタミンCが不足気味だと皮膚疾患や毛艶が悪化するので必要に応じて与えてください。

【まとめ】バランスのよいフードだとしても偏食せず複数のフードを!


以上、ネコちゃんに必要な食材、絶対に与えてはいけない食材、食材に含まれる代表的な栄養素についてまとめてみました。

大切なポイントとしては、絶対に与えちゃダメで食材もあれば、中には適量ならOKというものもあるという部分。

多少なら体によい栄養素でも、限度を超えると様々な疾患や深刻な病気を引き起こす食材も多いです。

このあたりを飼い主さん一人一人が把握し、あまり神経質になり過ぎないように食材を選ぶことがポイントですね!

 

また食材の偏りを防ぐ意味でも、自分の信頼できるフード数種類をみつけ、一定のサイクルで順繰りに与える…こんな方法もオススメです。

そんな愛猫ちゃんのキャットフード選びに当ページがお役に立てれば幸いです!ぜひ愛猫ちゃんにピッタリのフードを探してみましょう!

チェック ネコに必須な栄養素をとことん考え抜いた厳選キャットフード比較!!

\最新版 当ブログ厳選/
おすすめフードBEST3を発表

では最初にフード選びにおける3つのランキング基準からご紹介します

  1. 主な原材料・添加物の有無、不明確な材料かどうか?
  2. 当サイトのユーザーさんのクチコミ・評判
  3. ウチのマツ(4歳♂)がどれだけガツガツ食べたか?

以上の3項目を客観的に判断し、今おすすめできるキャットフードに絞り込んでランキングいたしました。どれがいいか決められない場合、とりあえず1位から試して様子をみてみましょう!

ジャガー

ジャガーは好き嫌いが激しいネコちゃんにもおすすめ!
チキン・鶏肉・サーモン・マスなど新鮮な肉と魚を惜しみなく使い、動物性タンパク質80%以上の食事を実現しちゃったのがジャガー!
好き嫌いが激しい偏食気味の猫ちゃんでも、とびきり喜ぶ贅沢プレミアムフードを一度お試しあれ!!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

カナガン

グレインフリー・高タンパク、低炭水化物を徹底した『カナガン』といえば、プレミアムフードの代表格!

キャットフードランキングのトップに君臨しつづける理由は圧倒的な安全性や信頼感。

『美味しい』だけじゃなく『無添加』、『アレルギー対策』も実現しています!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

モグニャン

販売元さんがイギリスの生産現場にも何度も足を運び、1年以上の歳月をかけてオリジナルキャットフードを開発してできたのがモグニャンです。

まさに、愛する我が子のために、そして我が子を思う飼い主様の想いのために、原材料から粒のカタチまで拘って作り上げた栄養たっぷりのプレミアムフードですよ!

※ペットショップやホームセンター等、実店舗では販売されていません。

ランク外なものの人気の市販キャットフード

いきなりプレミアム・フードは…というアナタは、とりあえず市販の人気キャットフードをいくつか試して相性をみてみてはいかがでしょうか!?

以下、スーパーやドラッグストア、ホームセンターのどこでも購入できるお手頃なキャットフードから、先ほどのランキング商品に迫るスペックのプレミアムフードまで個別に特集してみました。
万一、切らした場合でも入手性のよい市販のフードなら安心ですよ!

以下の個別ページで市販キャットフードを様々な角度からガチ比較してみました!

jpスタイル和の究みシニア猫用サイエンスダイエット老猫用ファーストチョイス室内猫用ミオドライミックスjpスタイル和の極みウェルネスフードホリスティックグレインフリーパシフィカキャット
アーテミス オソピュアアルモネイチャー ホリスティック日本ペットフード ビューティープロペットライン キャネットチップ こく旨リッチユニ・チャーム ねこ元気 お魚とお肉ミックスペットライン メディファス日本ペットフード コンボ(毛玉対応)マースジャパン カルカンペットライン キャネット日清ペットフード キャラット ミックスネオナチュラルバランス ウルトラプレミアムネスレ ピュリナ モンプチネスレ ピュリナ モンプチペットライン メディファスユニ・チャーム 銀のスプーン日清ペットフード 懐石zeppin

※当サイト管理人とじっさいに寄せられたクチコミをもとに、安全性・コスパ・食いつき・満足感などの項目のバランスを評価し、当サイト独自のランク付けをしています。

みんなは何を基準にキャットフードを選んでいるのかな?

では早速、フード選びでどの部分に注目して選べば失敗しないのかお伝えします!

ペットショップやスーパー、ネットショップには数多くのキャットフードが販売されていますが、

いったい何を基準にネコのご飯をえらべば良いのでしょうか?

この部分に悩まれる飼い主さん、すごーく多いですね。

 

 

細かい部分までコダワリ始めるとキリがありませんが、もっとも重要な項目だけでも知ってくといいです。

キャットフード選びで注意したい3+αとは?

まずキャットフード選びのもっとも基本的な部分として、最低限、

  1. 栄養バランス
  2. カロリー
  3. 安全性

という3つの要素がしっかり配慮されたキャットフードか?

まずはこの部分に注目してください。

パッケージの美味しそうなイメージ写真に気をとられ、ラベルまでチェックされない飼い主さんも多いですが、重要なのはイメージ写真ではありません!

 

かならずラベルに記載された栄養素や添加物。このあたりに注目しておきましょう。

https://catfood.main.jp/catfood-label-check/

こちらのページもあわせて参考にしてみてください。

毎日のことだから…継続できる価格帯なのか?

それ以外にも『無理せず継続できる価格帯』という部分も忘れてはいけません。

どんなに安全で栄養面がバッチリでも、半年、1年それ以上と与え続けるキャットフード。

経済的な負担が大き過ぎれば、余儀なく安価なフードへ切り替えることになります。

 

また飼い主さんの都合で頻繁にキャットフードを切り替えることにより、フードの変化に対応しきれずに、アレルギー症状や下痢・便秘など体調不良を起こすネコちゃんも少なくありません。

 

なので無理なく継続できる価格帯!

この部分も、栄養バランス・カロリー・安全性についで、フード選びの大切な部分といえるでしょう。

継続できないような高額なフードを無理して与えるのは、財布にも猫の体調にもよくありません

最終的に猫の餌を選ぶのは主役の猫ちゃん!

このようにさんざん悩みに悩んで選びぬいたフードでも、

残念ながら肝心なネコが好まないパターンも普通にあります!

ほんとに困る!

 

選びに選びにいた飼い主さんの気持ちをよそに、ヒコヒコと鼻を動かしただけでまったく口にしないケースだってありますよね?

 

大切なのは、飼い主さんの先入観で勝手に一種類のフードに絞り込まず、

栄養バランス・安全性の条件をクリアしたフードを何種類がピックアップし、少量ずつでも愛猫ちゃんに味見させて食いつきや体調の様子をみる!

こんな流れといえますね。

他の飼い主さんのキャットフード選びの基準をチェック!

キャットフード選びの基準を知ったところで、意外と気になる部分といえば

『みんなは何を基準に愛猫のキャットフードを選んでいるのかな?』

ここも気になる部分ですよね!

そこで日本全国でアンケートを行ったという書籍やサイトをもとに、フード選びの基準で比較的多かった飼い主さんの意見をピックアップ!!

 

猫種、ライフステージ、飼い主さんのフードにかけれる予算によってもフード選びの基準は変わります。

あくまで参考意見として、ぜひフード選びの参考にしてみてください!

「猫の体質に合うもの添加物が少ないもの。原産国(国産か、動物に対しての知識が高い国のものなど)。栄養バランス」

キャットフード選びにおいては『国産だから安心』とは一概には言い切れません!

「栄養バランス、ぽっちゃり気味なのでカロリーの低いもの」

「栄養バランスや太らせないようなフードを獣医師さんやペットショップの店員さんに相談して選ぶ」

高齢になったら高タンパク・低カロリーのチキンをふんだんに使用したダイエット対策フードを!

「穀物フリーであること」

肉食動物のネコとにかく肉・肉・肉が大好き!穀物類が多すぎるのはオススメできません

「毛玉ケア,下部尿路に配慮したものを混ぜる」

「無添加なもの」

「プレミアムフードを選ぶ(ドライ)。主原料が肉もしくは魚、着色料等がはいっていない」

着色料でレンガ色のフードが目立つけど実はネコは色を気にしませんよ!騙されちゃダメよー

「メインフードは、総合栄養食で、年齢と熱量と疾病予防 おやつは、添加物がないこと」

「栄養バランスと、好き嫌いが激しいので食べたものをあげています」

「鶏アレルギーのコがいるので魚のドライフードにしている」

「おいしそうな香りがするもの(猫缶の場合)」

食いつきのために多少の香りづけは必要、でもエキス・パウダー類が多過ぎるのは逆にダメですよ!

「栄養バランスと粒の大きさ (大粒の物は食べにくそうなので小粒の物を選びます)」

「猫下部尿路疾患なので、カルシウム、リン、マグネシウムが少ないもの。なるべく、人間が食べても大丈夫な原材料を使っているもの。人工添加物などを使用していないもの」
※成文堂新光社『みんなのネコ式生活』より抜粋

ヒューマングレードの記載は完全に販売元の自己申告!だから100%安心というわけじゃありません

 

キャットフードはグレインフリーが絶対におすすめなの?

ペットショップやドラッグストアのキャットフード売り場で今では普通にみける

「グレインフリー」

という言葉!このグレインフリーとは広い意味では米、とうもろこし、小麦、大豆、大麦などの穀物や穀類を使用していないということ。分かり易く言うと豆類を含んでいないということ。

ここではグレインフリーのキャットフードについて一緒に考えてみましょう。

穀物類が100%悪いわけでもない!他の原材料とのバランス・それ以外の添加物が大切!

グレインフリーに便乗して、グレインフリーと記載しつつ、それ以上にヤバい材料てんこ盛りのフードも沢山あるらしいぞ!

そもそも猫ちゃんは完全な肉食動物です。本来穀類を食べません。

そのため高級なキャットフードの多くはグレインフリーをウリに、穀類を含まないように工夫している商品が非常に増えてきました。

 

ですが必ずしも

  • グレインフリー=高級なキャットフード
  • グレインフリー=愛猫ちゃんにピッタリのキャットフード

というワケでもなく、グレインフリーだから絶対に良いキャットフードと決めつけるのは少々乱暴かもしれません。

当初は実際に高級ブランドのキャットフードしかグレインフリーを採用していませんでした。

ですが今ではグレインフリーのキャットフードが人気ということもあり、多くの販売元が便乗してグレインフリーのフードをウリに販売しています。

たしかにグレインフリーは猫ちゃんのにとって嬉しいフードですが、穀類が入っているから必ずしも悪いというわけではありません。

なかには穀類に含まれる食物繊維により胃腸の働きが活発化され、便の状態が良くなるいう穀物類の良い面もあります。

 

なのでキャットフード選びでは

グレインフリーかどうか?

この部分だけで選ばずに、必ず

他の原材料や添加物、さらに酸化防止剤はどんな成分を使っているのか?

このあたりまでしっかりとチェックしてから購入するクセをつけておきましょう。

また愛猫ちゃんが味に納得すれば継続します

  • 価格と内容成分のバランスは見合っているか?
  • 数か月、数年単位で与え続けることを踏まえ、費用の負担や入手性はどうか?

などなど、このへんまでチェックしてコスパの高いフードを選ぶのがキャットフード選びのポイントなのです。

オススメのキャットフードを選ぶ前に知っておきたいキャットフード事情

もしかしたら、キャットフードを価格や内容量、食い付きだけで選んではいませんか?

昨今、昭和の時代の猫ちゃんのように、町内の自分の縄張りを回ったり自由に家の中と外を行き来できるような猫ちゃんはごく一部です。

住環境も集合住宅や高層マンションの方も増えたこともあり、昼夜ともに外出できない生活を送っている猫ちゃんが大部分ですね。

工夫すれば室内でもある程度の運動はできるものの、やはり狭い室内では圧倒的な運動量が不足しがちです。

 

そんなネコちゃんにとって健康を維持するための頼みの綱はキャットフード!

毎日の食事が健康を維持するために大切なのはネコも人間も同じ。

ですが肝心な用意する飼い主さんがキャットフードの知識をほとんど持ち合わせていないのが実情のようです。

 

そのためキャットフードの販売元は

肝心な猫ちゃんの健康よりも、購入する飼い主さんをいかに取り込むか…

この部分にフォーカスしすぎて、見た目や広告・宣伝ばかりを重視しているような気がします。

たしかに価格や内容量、食い付きの良い悪いは大切な判断基準ですが、キャットフードの知識を身に付け、安全性やアレルギーといった部分にも着目しておきたいものです。

 

ラベル表示だけでは信用できないキャットフードの添加物

こちらのページ

https://catfood.main.jp/catfood-label-check/

でもお伝えしてますが、キャットフード選びで大切なのはパッケージに印刷された美味しそうなイメージ写真ではなく原材料や添加物、主成分が記載されたラベルのチェック!

猫ちゃんの安全と健康のために、必ずラベルに記載された内容をチェックし、安全性が確認されてから購入しましょう。

 

ですがラベルをチェックしただけでは確認できない部分があるのも事実。

表示義務のない添加物がてんこ盛りの可能性も…

例えばキャットフードの販売元が、フードの原材料を下請け工場に大量注文し、その原料をもとにペットフードを製造したとします。

その場合、原材料の下請け工場で添加物が使用されていたとしてもキャットフードメーカーの製品にその添加物の表示義務はありません。

つまり最後の生産過程で使用した添加物のみ表示義務が生じるのです!

キャットフードの大半は様々な下請工場で原材料を用意され、最終的に1つの工場で生産されます。

なので実際のところ、ラベルに表示されている添加物以外に多くの添加物を含んでいる可能性も高いといえます。

なぜ海外製のオーガニックなキャットフードがオススメなの?

このように、最終的な生産工程で使用した添加物しか表示しない国産のキャットフード事情を考えた場合、

「添加物や内容成分が正しく表示されたフード」を本気で購入しようと思えば、規制の緩い国内製のキャットフードよりも、厳しい規制のある海外のオーガニック系のキャットフードを選ぶのは当然の流れといえるでしょう。

 

なぜなら日本で法規制の対象となるのは人間が食べる食品、もしくは家畜用の飼料のみ。残念ながらキャットフードは対象外で海外の認証しか目安がありません。

結果、本当に安全で安心できるキャットフードを大切な猫ちゃんに与えるなら、英国をはじめ海外製のオーガニック系フードというのがオススメなのです。

安全性の基準がいまいちハッキリしないキャットフード

ネコの食生活にとって必需品といえるキャットフードですが、肝心な飼い主さんはキャットフードについてほとんど知識がありません。

 

いったい、なぜこんな状況になってしまったのでしょうか?

これは国内のペットフード業界において、しっかりと安全性の基準が設けられていないことが大きな原因なのです。

人間の口にする加工食品の多くは、厚生労働省によりはっきりと安全性の基準が明確化されています。

当然キャットフードにもそれに代わる基準や規格があると思われがちですが、現時点でペットフードを規制する公的機関や具体的な規制はほぼありません。

つまりペットフードの安全性は自主規制だけにゆだねられているのです。

 

飼い主としてはすべてのキャットフードが猫ちゃんの健康を考え、猫ちゃんの体にいいものをばかりと誤解しがちですが、極論から言えば人間用の缶詰にキャットフードトラベルを貼ればキャットフードとして販売できる…。

こんな状況なのです。

それだけに、飼い主さんとしてはしっかりと良い商品、悪い商品を見分ける目が必要なのです。

規制からみるキャットフード事情とキャットフードを取り巻く環境

年間34万トン、2,000億円市場と言われるキャットフード業界ですが、先ほどお伝えしたように監督官庁もはっきりせず安全性をチェックする公的機関や規制がありません。

キャットフードをふくめペットフード全般は、主要なペットフード会社が集まりペットフード公正取引協議会を構成し、安全性をふくめて自主規制を行っています。

 

ただこれだけではすべてのキャットフードの安全性が確保されるほどでもなく、少々不安が残ります。

そもそも人間にとっての厚生労働省にあたる官庁がペットの場合は存在せず、家畜や野生動物を対象とした官庁しか見当たらないのです。

結果、ペットフードの安全性と販売についての基準はペットフード公正取引協議会が決定し、自主規制にとどまっているのです。

結果、欧米諸国にくらべ、キャットフードを取り巻く環境は大きく後れをとっているのが現状なのです。

ネコの食事に関するQ&A

ネコの食事に関する疑問や不安を集めてみました。
詳しい部分は各個別ページで詳しく解説していますが、まずは以下のネコの飼い主さんにありがちな悩みに目を通しておくことをオススメします。

ペットフードを噛まないで食べちゃう……どうすればいい?

ガツガツと噛まないで飲み込むタイプのネコちゃん……消化不良起こさないか心配ですよね?

そもそも肉食動物のネコちゃんの歯や口は 咀嚼(噛み砕く) するための形ではありません。なのでもともと噛むこと自体が苦手なのです。

とはいえ、そう心配することはありません。よくできた 良質なキャットフードならネコの消化能力をしっかりと考えて作られていますので、きちんと消化されるはずです。

犬と猫と人間、食事に必要な栄養素って違うの?

タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルの 5つの栄養素は 猫ちゃんに限らず犬でも人間でも 必要不可欠です。
とはいえ食性や代謝の仕組みが違ってきます。

よってネコちゃんに比べ犬や人間では 必要な栄養素も微妙に違い必要量も変わってきます。

例えば人に比べて 犬や猫は 主要なタンパク質や脂肪の量は多め。必須アミノ酸の場合、 人間にとって必須アミノ酸ではないタウリンですが、猫の場合は自分で生成できないため必須です。

逆にビタミンCは ネコや犬には必須ではありませんが、人間にとっては必須の栄養素です。

キャットフード、ライフステージによって変えなくちゃだめなの?

7~8歳ぐらいに差し掛かると、そろそろ年齢にあったキャットフードに変える時期かもしれません。
いくら活発で元気な猫ちゃんでも、 目に見えないところで 加齢による変化は起きています。

なのでライフステージによってキャットフード変えてあげる必要はあります。

そもそも年齢によって必要とする栄養素が変わってくるため、例えばシニア用のキャットフードの場合 加齢による変化を想定して栄養素の配分にこだわっています。同じく子猫ちゃんの 成長には必要な栄養素がバランスが違います。

また成長期が終わり体が出来上がった成猫の場合はそれに適した栄養バランスの食事というものもあります。
より良い状態をキープし健康に長生きしてもらうためにはだいぶステージにあった食事を選んでおいた方が良いでしょう。

キャットフードが多すぎてどれを選んでいいのかわからないんだけど?

スーパーやドラッグストアのキャットフード売り場で、いろいろ目移りしてしまってどれを選べばいいのかわからない… こんな方も多いでしょう。
まず主食としてキャットフード選ぶ場合、一番大事なのはライフステージにあった総合栄養食というキャットフード。

その他、 避妊や去勢をしているため体重管理が不安な場合、 よく毛玉を吐き出す場合、こういった気になる場合はそれに対応したキャットフード選んでおきましょう。
ブランド名やパッケージ で選びがちなキャットフードですが、 大切なのはパッケージに記載されている成分の内容です。

ラベルをしっかりとチェックし 内容を読み取り 添加物や不安な要素はないか、 アレルギーの原因となる成分はないか、これらをしっかりとチェックしてからキャットフード選んでください。

お店に売ってるペットフードって、ヤバいものとか入ってるんじゃないの?

市販のキャットフードは粗悪な原料をたくさん使っていたり必要以上に添加物を配合しているのでは?
こんな方も多いのではないでしょうか。

まず 国内で市販されているキャットフードに関しては、ペットフード公正取引協議会 の基準により使用する現在には添加物がネコにとって害がないということを確認しています。

主要なキャットフードの販売元は 公正取引協議会の会員です。これらのルールに従っていますので、それほど神経質になる必要はありません。

気になる場合は、直接販売元に問い合わせてみるか、 最初から不安要素の多い成分を含むキャットフードを選ばないほうが無難かもしれません。

キャットフード以外のネコの好物を食べさせてもいいの?

自分で食事を用意できないでこちゃんにとって健康な食生活は飼い主さんにかかっています。
人間が食べている物やキャットフード以外のネコちゃんの大好物が 健康に良い食べ物とは限りません。

欲しがるからと与え続けた結果 将来的に健康を害してしまうケースも少なくありません。
大切な猫ちゃんが健康に長生きして末永く一緒に過ごせるためにも、 目先の食べたいものを食べる幸せよりも、 健康に長生きできるための食生活を目指してください。

ドライフードがメインなんだけど、 味気ないのでトッピングしてもいいの?

まず大前提として、人間と犬や猫では体の仕組みや 消化器官の作りや必要な栄養素も変わってきます。
人間にとって体に良いとされる食材でも 猫ちゃんにとっては命取りとなるケースもあります。

なので安易に人間の食材をトッピングすることは避けた方が良いでしょう。
そもそも総合栄養食と呼ばれるキャットフードの場合、 販売元さんがしっかりと栄養バランスを考えた成分を配合しています。勝手にトッピングすることで栄養バランスが崩れ、ネコの消化器官に負担が大きくなってしまい、病気になる可能性もあるのでご注意ください。

獣医さんに太り気味と言わたんだけど減量したほうがいい?

肥満は単純に見た目が太っているという問題だけではなく、心臓病や糖尿病などさまざまな生活習慣病の原因となります。

仮に動物病院で獣医さんにダイエットをすすめられた場合、今は深刻ではなくても将来的に大きな病気や疾患を引き起こす可能性があるためアドバイスしているはずです。

できればアドバイスに従って早速ダイエット始めてみましょう。食事管理と同じようにネコの体重管理も飼い主さんの大切なお仕事。かかりつけの獣医さんに体重管理プログラムをアドバイスしてもらうことをおすすめします。

キャットフードの基礎知識
キャットフードの雑学
タイトルとURLをコピーしました